こんにちは! 株式会社こじま造園です。
弊社は、神奈川県川崎市を拠点に活動する造園業者です。
庭師という職業について、皆様はどのくらいご存じですか?
庭づくりを行う人、というイメージはつくと思いますが、具体的な業務内容までは知らいないという方がほとんどなのではないでしょうか。
今回は、現役で庭師として活躍している社長に直接その職業について教えていただこうと思います!
庭師を目指している方、庭師に興味がある方にとって必見の内容ですよ!
ぜひ最後までご覧ください。
空間のプロフェッショナル、庭師
インタビュアー
この度は貴重な機会を設けていただきましてありがとうございます。
社長
いやいやこちらこそ。
僕らの職業の知名度がこのインタビューを通じてより上がってくれたら嬉しいな。
インタビュアー
私としても同じ思いです。
改めましてよろしくお願いします。
社長
よろしく!
さあ、なんでも聞いておくれよ。
インタビュアー
ありがとうございます。
では早速ですが、庭師とはどんな職業か教えていただけますか?
社長
その名の通り、庭づくりを行う専門家のことを庭師というんだ。
個人宅で庭造りを行うだけじゃなく、その維持管理・植樹・伐採を行うこともあるよ。
インタビュアー
なるほど、庭のプロフェッショナルなのですね。
社長
庭、というよりは空間のプロフェッショナルと言うと僕たち庭師は喜ぶよ。(笑)
インタビュアー
あっ、失礼いたしました。
訂正いたします。空間のプロフェッショナルなのですね。
社長
ごめんごめん、無理して言わせたみたいになっちゃった。(笑)
でも庭って奥深くてね。
例えば木を1本取っても、今はその庭に合っていたとしても、今後大きく成長していったら庭の調和を乱してしまうかもしれない。
庭石にしても、ただの石と思うかもしれないけど、たった1個どかした途端に一気にまわりの空間に締まりがなくなっちゃうことだってあるんだ。
インタビュアー
うーん……知識としてそうなるというのは知っているのですが……。
社長
あまりピンときていないみたいだね。
インタビュアー
申し訳ございません……。
社長
大丈夫、きちんと説明するから安心して。
分かりやすいたとえは、そうだなぁ……綺麗なスーツを着こなしていて、ボタンも首元までしっかり留めて、ネクタイもしっかり締めている人を想像してごらん。
その人がその状態で纏っている雰囲気と、ネクタイだけ外した時にその人が纏っている雰囲気は大きく違うと思うんだけど、どう?
インタビュアー
あっ、確かにそうですね!
社長
ネクタイたった1本とっても、その人の周辺の空気・空間がガラリと変わるんだ。
庭師は、そういった空気のコントロールを造園という形で行って目的の空間を作る職業なんだよ。
インタビュアー
庭師が空間のプロフェッショナルたる所以がわかる、非常に丁寧な説明でした。
ありがとうございます。
社長
いやいや、分かってもらえたみたいでこちらとしてもなにより。
1300年前から続く由緒ある職業
インタビュアー
次に、その歴史についても教えていただきたいのですが。
社長
いいとも。
庭師っていう言葉と意味は、江戸時代からもう定着していたんだ。
インタビュアー
江戸時代から続く由緒正しい職業なのですね。
社長
この仕事の元を辿るとさらに時代は遡るよ。
庭園を管理するお仕事自体は7世紀ごろから存在していたといわれているんだ。
インタビュアー
ということは……およそ1300年以上前から続くお仕事なのですか!?
社長
そういうことになるね。
飛鳥時代から続く伝統的職業のひとつなんだ。
そこからお仕事自体は残りつつもいろいろな呼ばれ方をするようになるんだけど、さっき言ったように江戸時代に庭師という名に落ち着いて現代に至る、という流れだね。
インタビュアー
スケールの大きさに驚かされました……。
社長
長い歴史を持つこの職業に携われること、その歴史を現代にも紡いでいく役割を担えること、これらもこの職業の大きな魅力のひとつだね。
インタビュアー
非常に興味深いお話でした。
これから庭師になろうとしている方や、庭師に興味を持っている方にとっては貴重なインタビューとなったと思います。
社長
本当かい?
それなら嬉しいねえ。
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