庭師に資格は必要？どんな資格をいつ取ればいい？

こんにちは！
株式会社こじま造園です。
神奈川県川崎市を拠点に、庭園の管理をはじめ設計・施工および解体・改修、樹木の伐採・抜根・移植など造園工事一式を手掛けている造園業者です。
造園工事の仕事に興味をお持ちの方や、これから庭師を目指そうとお考えの方の中には、「造園工事に必要な資格ってあるのかな？」「資格がなくても仕事ができるのかな？」といった疑問をお持ちの方もいらっしゃるでしょう。
そこで今回は、「庭師に資格は必要？どんな資格をいつ取ればいい？」をテーマにご紹介いたします。
ぜひ最後までご覧ください。

造園工事に関わる資格って？

造園工事には剪定や植栽、施工管理など、さまざまな業務があります。
それぞれの業務において技術が求められるため、身につけなくてはならない技術が多いです。
また、マンションや戸建て住宅のほか、公園などの公共施設や歩道といったさまざまな現場で、景観やデザインを考慮して、それぞれに最適な施工を行える実力が求められます。
もちろん高い技術力を持ち、優れた施工を行える職人はたくさんいます。
しかし、造園工事を依頼するお客様には、依頼前にその実力を判断するのは難しいものです。
そこで実力を判断するための指標の一つとに挙げられるのが、「造園技能士」の資格です。

造園技能士とは？

造園技能士の資格を取得することで、造園に関わる専門的なアドバイスはもちろん、施工までを行えることの証明ができます。
造園技能士の資格は、庭園づくりの相談、マンションの緑地管理、植栽工事など、さまざまな範囲に対応しています。
1級、2級、3級に区分されており、資格取得には、学科試験と実技試験の両方で合格しなければなりません。
専門的な知識や技能を持った受験者であるかどうかを確実に問うための試験内容になっています。

資格を取るタイミングは？

造園技能士の資格には、受験資格の一つに実務経験が設けられています。
3級の受験には1年以上の実務経験が必要です。
そのため、入社する時点で資格を取得している必要はありません。
受験資格を満たし、試験の内容に対応できる実力が身につけられるまでは、造園工事の知識や技術をしっかりと学べる環境を整えた専門業者で働くことが大切です。
また、2級の受験には2年以上の実務経験、1級の受験には7年以上の実務経験が必要で、各級の受験には、3級から段階的に取得する必要があります。

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